2020年10月10日、アイテック株式会社がコンサルティングを提供している千葉県がんセンター(千葉県病院局)におきまして、新棟竣工式典が執り行われました。
当センターは、がん専門の病院として日本では国立がんセンター中央病院 、愛知県がんセンターに次ぐ長い歴史と実績を有します。
新たなセンターは、千葉県のがん診療連携拠点病院として、県内のがん医療の中核を担うとともに、連携協力体制の整備・強化や、がんに関する情報提供をはじめ、相談支援を担います。
施設の老朽化と同時に、技術進歩への適応など県民のニーズに応えるべく、アイテックは2011年の施設整備に係る調査検討段階より延べ9 年間にわたり、この度の新棟の整備実現を支援してまいりました。
コロナ禍における感染対策のもとでの新棟竣工式典となりましたが、新棟の門出を心より御祝い申し上げます。
(新病院の外観)
【千葉県がんセンターの主な特徴 】
全体的な診療機能・療養環境の向上とともに、以下の特色があります。
・病床の拡充(341 床から450 床へ)
・患者負担の少ない手術支援ロボットの増強(1台から2 台体制へ)
・通院しながら治療を行える薬物療法センターの拡充
・最新の放射線診断・治療装置の導入
・放射線療法等との併用で効果が期待される温熱療法装置(ハイパーサーミア)の導入
・緩和ケア病床の拡充(25 床から 53 床へ)
・患者や家族への支援をワンストップで対応する患者総合支援センターの設置・強化
・患者の憩いや交流の場として患者サロンの新設
(竣工記念式典の様子)